求人を検索し、気になる求人に応募しましょう。
いくつかのクリックで適切な候補者が見つかります。
ペイジ・グループではポテンシャルを発揮できる機会を生み出すことで、人生を変えていきます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
履歴書でインターンシップ経験をどうアピールするか悩んでいる就活生もいるでしょう。インターンシップについて履歴書に記載することで就職や転職活動において良いアピールになることもあります。ただ場合によってはインターンシップをアピールすることがマイナスになることも事実。ここでは、履歴書でインターンシップについて書くべきかどうかや、インターンシップでの経験を効果的にアピールする書き方について解説します。
関連記事:就活生必見!外資系企業に就職するには?選考スケジュールを紹介
履歴書にインターンシップについて書く欄は設けられていません。そもそも、インターンシップ経験は履歴書に書いて良いのでしょうか。また、書くべき場合と書かない方が良い場合はそれぞれどんな場合なのでしょうか。ここでは、インターンシップについて履歴書に書くべき場合と書かない方が良い場合について解説します。
インターン経験があった方が就活に真面目に取り組んでいると捉えられやすいと思っている人は多いでしょう。そのため、履歴書には、インターンシップ経験があることを何とか書き込みたいと思いがちです。しかし、実際のところインターンシップの経験すべてがアピールに繋がるとは限りません。インターンシップと言っても、内容の濃さや期間は企業によって異なります。そのため、内容によっては評価の対象とならず、プラスアピールにならないこともあります。インターンシップ自体、必ず参加しなければいけないというものではなく、履歴書にも必ず書かなければいけないものではありません。履歴書にインターンシップについて書きたい場合は、インターンシップの内容に応じて履歴書に書くかどうか判断してください。
関連記事:採用担当者が履歴書や職務経歴書に求める9つのこと
履歴書にインターンシップの経験を書くべき場合は、応募先企業のインターンシップに参加した場合や、インターンシップで応募先企業と関連性の高い仕事を経験した場合でしょう。やはり応募先企業のインターンシップ経験があれば、「少しでも多く志望する企業に入社できるチャンスを掴みたい」という気持ちが採用担当者に伝わります。それに、特に大手企業をはじめとする企業はインターンシップへの参加を義務とはしていなくても、暗黙の了解としてインターンシップ参加者を優先的に採用していることがよくあります。それ故にこの場合はインターンシップ経験をアピールした方が良いです。
また、応募先企業と関連性の高い事業を行っている企業や応募職種に近い職種のインターンシップ経験がある場合も履歴書に書くことをおすすめします。特に数ヶ月単位の長期のインターンシップはアピールできる点が多いです。若い人の場合いざ入社してみて職種や社風が会わずに短期離職してしまうことも少なくありません。そこで応募企業・職種との関連性が高い企業でのインターンシップ経験があれば、しっかり意志を固めたうえで応募しているアピールになります。それにインターンシップを通して簡潔ではあるものの仕事の内容を理解しているので、企業も即戦力としての活躍を期待できるでしょう。
複数のインターンシップ経験がある場合は、アピール度の高いものを選んで書いてください。特に実践的な業務に携わったもので、成果を上げたものや、アピールに繋がる具体的で魅力的なエピソードがあったものを選んでまとめましょう。
関連記事:留学経験者の強みとは?活かせる仕事やアピールポイントを紹介
履歴書に書かない方が良いインターンシップ経験は、短期でスキルが身につかないものや、応募する業種・職種と関係ないものが挙げられます。まず夏休みなど長期の休みの間を中心に開催される1日〜数日間程度のインターンシップは、現場でスキルを習得し、学びがあったとは基本的に評価されません。実際にこのような短期間のインターンシップは事実上の企業説明会程度でしかなかったり、インターンシップ内でやるのもグループワークや誰でもできるような雑務ばかりです。身にならないインターンシップは面接でインターンシップについて聞かれたときにしっかりと内容について答えられなかったり、内容が薄くて担当者をがっかりさせてしまったりするので、それなら最初から履歴書に書かない方が良いでしょう。
また、長期のインターンシップでも応募先企業や仕事内容と関連性が薄いインターンシップ経験については書かない方が無難です。履歴書に書いてしまった場合、どうして別の業界を志望したのか、その業界を選ばなかったのか問われるでしょう。それに心変わりしやすくて短期離職するかもと捉えられてしまう可能性もあります。それなら中途半端に無関係なインターンシップ経験をアピールするよりも、自分の特技や長所、仕事に直結しそうなほかの経験などを深掘りした方が効果的に自己アピールできるでしょう。
インターンシップ経験は履歴書にどのように書けば先方にわかりやすく経験を把握してもらえるのでしょうか。それでは、履歴書のインターンシップ経験の書き方について解説していきます。
履歴書のインターンシップ経験を記入できる場所は主に2カ所です。まず新卒の場合は、履歴書の学歴・職歴欄に職歴として記載しましょう。こちらに関してはスペースが限られるので、インターンシップ先の企業名のみで詳細は書き込まないようにしましょう。もう1つインターンシップ経験を記載できるのが、履歴書の自己PR・志望動機欄です。ちなみに職歴欄に経験があることのみ書いた場合に、詳細を自己PR・志望動機欄に記載することができます。
また、第二新卒の場合は別途職務経歴書を用意するケースも多いです。この場合は職務経歴書に学歴・職歴とともにインターンシップの経歴や詳細を書いても良いでしょう。
まず職歴欄にインターンシップ経歴を書く際は、正社員やアルバイトではなくインターンシップであることがわかるように書きます。書き方に関しては、インターンシップ先の企業名の横に「(インターン)」などと補足するか、「株式会社○○にて開催されたインターンシップに参加」などと記載すると良いでしょう。
また、自己PR・志望動機欄や別途用意した職務経歴書には業務内容を具体的に記載します。どのような経験、スキルを習得できたのか、インターンシップを通して何を学べたのかを簡潔かつ分かりやすくまとめましょう。
関連記事:3分で読める!外資系転職のための履歴書の書き方
それではインターンシップ経験をどのように書けば履歴書を見る採用担当者へのアピールに繋がるでしょうか。インターンシップ経験の上手なアピール方法を解説します。
インターンシップ経験の上手なアピールの仕方として、仕事内容は具体的にわかりやすく書くことが大切です。内容はどんな業務をどれくらいの期間行ったのか、どのような成果を出すことができたのかなどについて書くと良いでしょう。このとき、履歴書を読んだ人にどれくらいの成果を出せたのかを伝えるために、数字などを使って定量的なアプローチをすると伝わりやすいです。また、注意したいのが、インターンシップ先でのみ使われている用語を用いないことです。第三者が理解できる普遍的な言葉で書くようにしましょう。
インターンシップ経験の上手なアピールの仕方として、自分らしさが垣間見えるエピソードを盛り込みましょう。この際、結果を出したことなど成功したことをアピールしたい人は多いです。しかし結果だけを切り取ってもその人らしさは見えてきませんし、就活生は少しでも自分をよく見せるために成功した経験ばかりを話す傾向があるので印象にも残りにくいでしょう。そこで担当者に印象づけるために大切なのは、成功した失敗したに関係なく自分なりにどんな工夫をして最終的にどんな結果になったのか、結果からどんなことを学んだのかという点です。特に独自性のあるエピソードを盛り込むと、採用担当者が応募者の人となりを理解する助けにもなります。
この際、あえて失敗した経験を書くのも一つの手と言えます。やはり成功例ばかりで同じような内容の文章を読む中で失敗から学んだことを書くと印象に残りやすいでしょう。それに社会人として働く中で自分の失敗を認めて反省できる素直さはとても大切です。性格面でも良い印象を与えられるでしょう。
インターンシップ経験の上手なアピールの仕方として、最後に経験から得たことをどう活かしたいかを書くと、きれいに自己PRがまとまります。インターンシップに参加してただどのような経験をしたかしか書かないと中途半端になり、就活において十分なアピールには繋がりません。そこでインターンシップ経験から得たことを応募先の企業でどのように活かしたいかをアピールすれば、自己PRや志望動機の説得力を増すことに繋がりますし、文章の締めとしてもきれいにまとまります。
インターンシップに参加したなら、そこから得た学びを履歴書の自己PR欄などに具体的に記載して独自性を出し、よりその企業や職種を志望する理由に説得力を持たせて就活を有利に進めましょう。ただインターンシップの内容が薄かったり、志望する職種に関係なかったりする場合は不利に働いてしまうこともあります。インターンシップの経験がその企業・職種を目指すにあたって役立つか考えたうえで履歴書に書くかを判断してください。
求人検索はこちら