カレンダーに黄色のマーカーでハイライトされ、学校に戻るメモがあります。

新しい仕事が決まり、仕事を始める準備が整いました。新しい仕事を始めることは、エキサイティングですが、同時にやることも沢山あります。転職先企業の仕事の進め方を覚えたり、新しい人と知り合ったり、仕事に必要な新しいシステムに早く慣れるようにしなくてはなりません。

またどのような第一印象を与えられるかどうかが、今後の立ち位置に大きく影響するため、面接で売り込んだ経験やスキルをアピールするときでもあります。最初の3ヶ月で、自分がその仕事に適しているかどうかを評価されている段階であり、役割によっては、会社に変化を取り込む即戦力となることが期待されています。

ここでは、入社後1ヶ月でスタートダッシュを切るための5ステップを紹介します。入社後2ヶ月目3ヶ月目のチェックリストもこちらから確認できます。テンプレートをダウンロードして、ぜひご自分で埋めながらプランを立ててください。自分の達成度を確認するためにも実際に書いてみることをお勧めしています。

>>ダウンロードする:入社1ヶ月目のチェックリスト


入社1ヶ月目のプラン

ステップ1:上司との面談

新しい職務に就いたら、上司との面談が欠かせません。この機会にビジネスをより深く理解し、自分のポジションがチームの全体的なゴールにどのように貢献することが求められているのかを確認しましょう。今後参加する可能性のあるプロジェクトについて確認し、自分の目標について話し合い、最初の3カ月で自分に何が期待されているのかを聞いてください。

ステップ2:優先順位をつける

仕事で成果を上げるためには、ビジネス全体のゴールと優先事項を理解し、自分の役割はそれらをどうサポートするべきなのかを明確にし、それを達成していく必要があります。仕事を始めたばかりの場合、特にリモートで働いている場合には、自分が求められていることを達成するために必要な機器やシステムへのアクセスを確保することが重要です。

ステップ3:取るべき行動を計画する

最初の1ヶ月間は、上司と面談して優先事項を話し合い、自分の関与が必要なプロジェクトの概要を把握します。続いて、一緒に働くことになる同僚と会い、どのように協力していくかについて理解を深めます。進行中のプロジェクトや今後のプロジェクト、同僚の役割や責任、チーム内での自分の立場などを理解した上で、ビジネスに自分が付加価値を与えることのできる分野を見つけられるといいでしょう。

同僚と会えば会うほど、チーム文化やメンバーの立ち位置やそれぞれの強みなどを早く知ることができます。これは、仕事上の強い信頼関係を早期に築くために不可欠です。誰が誰なのかをすぐに把握し、チームを知るために1対1でミーティングをしてみてもよいでしょう。

ステップ4:成果物を設定する

現在のチームやプロジェクトの状況を分析します。自分が影響を与えられる、あるいは解決に貢献できる既存の問題や潜在的な問題はありますか?これらの観察に基づいて、これらの問題を解決するために必要な成果物のリストを作成し、チーム内にポジティブな変化をもたらす機会があればそれを強調しましょう。

これらの成果物を使って、最初の1ヶ月の計画を立ててください。成果物を達成するためのステップを作成し、納期を設定し、進捗状況を確認するためのマイルストーンを作成します。

ステップ5:自分に必要なスキルや知識は何か特定する

新しい仕事を始める場合、これまでの仕事では必要のなかったスキルや知識を新たに身につけることが求められることも少なくありません。新たにどのようなスキル開発や研修が必要か確認し、必要な情報は同僚や上司などに聞いてみましょう。マーケットに関する知識、顧客やターゲット層、製品やサービス、自分の役割のために必要なシステムやプロセスについてはきちんと把握しておく必要があります。


転職先でスタートダッシュを切るためのコンテンツ

入社2ヶ月目:慣れ始めてきた頃に見直したい5つのステップ

入社3ヶ月目:転職先でいち早く成果を出すために確認したい3つのこと

 

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